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2006年7月21日 (金)

トヨタの弱点

 トヨタのクルマの出来は大した物です。大真面目に言って世界の自動車業界をリードしています。でもS田は考えるのです。「トヨタって自分の首を締めていない?」

 トヨタの製品のクオリティは普通の人にとってベストに設定されています。それ以上でもそれ以下でもありません。普通の人が普通に乗るのであれば滅多に壊れません。「トヨタにしとけば安心です。」でもこれはあくまでトヨタの考えた普通の範囲内での事です。トヨタのクルマ一台のそれぞれのパーツはそれぞれ必要充分な品質で設定されています。逆に言うとオーバークオリティ(過剰品質)は許されません。ここに問題があると思うのですがどうでしょう。

 昔のメルセデス・ベンツは「最善か?無か?」ということで「ここまでやるの?この車に何年乗せたいの?」という恐るべきやりすぎ品質でした。トヨタにそれを目指せと言っているわけではありません。ユーザーはいろんな乗り方をします。たまには無茶な使い方もします。メーカーが想像しない使い方だってします。そんな時の為に大事なところにはもう少し余裕(マージン)を持たせたほうが良くありませんか?と言いたいわけです。

 トヨタのクルマは確実に造ってありますが、余裕がないので楽しさがありません。楽しくないクルマばかり造っていると、ユーザーは自動車を運転する楽しさを感じられません。当たり前ですよね。トヨタのクルマはどれもギリギリのバランスで辛うじて良いクルマと呼ばれるレベルにはあると思います。それ以上、いろんな部分での過剰さは否定されて市場に投入されているように思います。トヨタは余裕があるのだから、スタイルとか内部の使い勝手だけで変化を付けるのではなく、運転が楽しくなるようなクルマも造ってもらえませんか?どんな部分に余計に金を掛けたらそんなクルマが出来るか?なんて解っているし、すぐに何時でも造れると思います。それをする必要性を感じないからしないだけで、力はどのメーカーよりもあるのは間違いないのですから。

 最近のリコール問題が良い方向へ舵を切るきっかけになってくれると良いのですが…。

PS:トヨタにある過剰は、「過剰な静粛性」くらいかな?

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コメント

『みんなでなくそう無駄と無理』

無駄を省くことから始まります。
でも、一番無理しているのはT社の社員かも

投稿: マサラッキ | 2006年7月21日 (金) 21時50分

こんにちは。

あーだこーだは書きませんが、一言だけ・・・。

私、車内にいてエンジン音のしないクルマには乗りたくありません(^^)


それと・・・。
>マサラッキさん

一番無理しているのはT車の下請けさんかと(涙)

投稿: 中埜実(亀井) | 2006年7月21日 (金) 22時04分

そうですよね、トヨタはどこまで行っても・・・プレミアムと言われてるレクサスでさえ・・・面白みは・・・無い。
車好きを(本当の意味で)喜ばせるような奥行きのある車が、創れるようになったら、本当の意味で盤石に・・・でもね、本当にそうなるとも思えない・・・
個人的に、トヨタ本体より、それを取り巻いている部品サプライヤーが凄いのでは??と、常々思うのです。
このサプライヤーの品質管理あっての、信頼性だと思います。
この、部品サプライヤーの技術が、世界に広がれば、信頼性と楽しさをかねそろえた、車が生まれるのではと思います。
では。

投稿: A.T | 2006年7月21日 (金) 22時06分

う~ん・・・
車の部品をつくっている立場から言うと、トヨタに限らずですが国産の有名メーカーは最高のクオリティですよ。
十分オーバークオリティです。オーバークオリティだからあれだけ故障が少ないのです。
僕は昔のベンツにも負けていないと思います。
昔のベンツはそれだけやっているのでそれだけ高価です。トヨタはそれだけやっているのにベンツに比べれば安価です。その分(おっしゃる通り)我々下請けが泣いているのですが・・・
つまり同じ性能で同じクオリティだったらトヨタの方が安価です。
「ここまでやるの?この車に何年乗せたいの?」はむしろトヨタにふさわしい言葉だと思います。
乗っていておもしろくないのは安価な大衆車であって、ちゃんとすごい車もあります。僕にはクラウンもそうです。あの安心感、安定感、クオリティは世界最高峰です。
ちなみにスープラだって大好きです。
まぁどこにおもしろさを感じるかはそれぞれですけどね。
「余裕がないので楽しさがありません。」
「トヨタのクルマはどれもギリギリのバランスで辛うじて良いクルマと呼ばれるレベルにはあると思います。」
は申し訳ありませんが僕とは真逆の意見です。
トヨタの車が辛うじて良い車なら他のメーカーは全てダメな車です。
もちろん僕のDSもダメです。
トヨタは平均してオーバークオリティであるのに対し、シトロエンはクオリティは並(以下?)です。ただシートなど一部分が特別に超オーバークオリティなだけです。
僕にとってはレクサスやクラウンなんかもこんな機能いらないでしょ!なんていう超オーバークオリティな所もたくさんあります。
唯一の弱点はデザインですかね。(トヨタに限らずシトロエンも新しい車のデザインはあまり・・・C6は別です!)
しかしながら、旧車のデザインが好きでシトロエンの旧車を選んでいますが、トヨタの旧車も最高にかっこいいです。
なのになぜトヨタに乗らないのかといえばオーバークオリティだからこそなんです。
不便で多少不具合があったほうが愛着がわいてかわいいですから。
なんて長々とあーだこーだ書いてしまいましたが、結局乗り手それぞれが考える良い車(好きな車)の定義の基準と好みですよね。
まぁそんなにおもしろくないとか言わないで、低価格であのハイクオリティな車をつくれるトヨタ(と僕達下請け)を誉めてあげてください。
海外のメーカーも(ポルシェやフェラーリなどを除いて)トヨタのような車をつくりたいんですが、やりたくてもできませんからね。
そんなトヨタの素晴らしさも知った上で
僕はやっぱりシトロエンの旧車が一番です。

投稿: essoesso | 2006年7月21日 (金) 22時47分

こんばんは。

essoessoさんに先を越された感がありますが...

> そんな時の為に大事なところにはもう少し余裕
>(マージン)を持たせたほうが良くありませんか?
基本的に壊れる・壊れないというベクトルにおいてトヨタは素晴らしいとの認識を持っています。
テストなんかも過剰な程やっているのではないかと感じています。

そう言いつつもボクもトヨタはイマイチだと感じます。
しかし何故そう感じるかを誰にでも分るようには説明できません。
面白く無いと感じるんです。
トヨタだけでなく現代の車の見た目って好みでは無い事が多いので、いずれにしてもボクの購入対象にはなりにくいですが。

投稿: asn? | 2006年7月22日 (土) 00時12分

s田さん、こんばんは。
呑んで帰ってきたsavoyです。

s田さんの言う「余裕の無さ」は、日本人のDNAの一部"軽薄短小"が影響しているのかなと思います。頼りないけどしっかり作ってある=剛性感は無いけれどだからといってすぐ壊れるわけではない=モノって、身の回りにいっぱいありますし、日本人は、結構それを好んでいると思います。

ただその感覚で自動車を作った時にどうかです。

もう一つ、日本人は日本車にバイアスをかけて見ていると思います。例えばブレラ、これがトヨタからリリースされたら....たぶんあまり評価されないと思います。なんか、日本旅館でフランス料理のフルコースみたいな。

そもそも絶対リリースされないですけどね。
ブレラがトヨタ的にOKの時は、今トヨタが実現している何かを失っているでしょう。自動車製造って、そういう高度なバランスの上に成り立っていると思います。

トヨタというブランドからは、そのイメージに沿った、要はs田さんの表現したようなクルマがこれからも出てくるでしょう。そのことはトヨタ自身が最も悩んでいると思います。レクサスを始めましたけど、トヨタのレクサスですからね、今のところ。

投稿: savoy | 2006年7月22日 (土) 03時59分

>all

この話題には皆様の食いつきが目茶目茶よろしくて嬉しいです。(笑)

S田も最初に書いているようにトヨタのクルマの出来は大したものです。尊敬に値すると思ってます。

しかし、車好きに訴える処が足りません。それは「FUN」だと思います。もっと言えば「FUN to Drive」運転する楽しさです。壊れないという点では最強だと思ってますが、走っていて楽しいという部分が一番弱いと思うのです。

S田はトヨタのクルマ全部に「FUN」を求めているわけでもありません。車好きをKOするような「参りました」と言わせるようなFUNなクルマも沢山のラインアップの中には有っても良いのじゃあないか?と思うのです。

でも最近思うことは、将来の車って運転者に操作させない方向に逝っているので、「運転する楽しさ」なんて20世紀の旧い考えなのかも知れない…デスカ?(汗)

投稿: S田@遠すー | 2006年7月22日 (土) 07時01分

あらら、もう後発ですので(笑、説明は短めに。
小生も、トヨタにおいて前は、ある意味長い物に巻かれるのを嫌い、またS田さんのような感じでイマヒトツだなぁと思っていました。当然、いまでも個人的な嗜好における面白さという意味では、面白いとはとても思えません。
ただ、savoyさんが云われている「日本人のDNAの一部"軽薄短小"」という部分、パーツごとのクオリティ(強度、精度)の平均的な出来の良さは、世界でも高い水準だと思います。確かに、今回の不祥事については、驚きましたが、今後の対応での誠意を期待します。
話が、少し逸れましたが、ツールとして車を使ったときに感じるあの安心感はトヨタならでは。それは、そのクオリティのバランスの上から来ている物だと思います。プロボックス、ハイエースなどの車です。
そして、これまたsavoyさんが云われちゃってますが(笑、その部分以外でのクオリティ、つまり、デザインや質感などにおいては、苦労している様子が窺えます。日本人の車に対する嗜好を知っているトヨタが、それを変えたいのか?新規開拓で頭打ちの市場を開拓したい思いで、敢えてレクサスでトライしました。そういう意味で個人的に、ホンダのアキュラ導入はホンダ好きとしては、ヤバイな…と思うのですが…。
ともあれ、誤解を恐れずに端的に言うと「日本においてそのような面白いと思える車は売れない」と思えるのです。なお、前提に既にトヨタの様に一定の充分なクオリティの車があり、それが比較的安価に手に入ることがあっての話ですが。つまり、日本における車の捕らえ方の違いが最終的に車に何を求めているかが違うのだと。そして、それは日本においてトヨタは充分合致した作り方がされている。周りの人間を見ていても(一部の変な車を乗っている人は別ですよ(笑))、面白い「外車」を見て驚きはします、カタチ、乗り味。でも、ナゼか欲しいという発言は少ないハズです。ソコがすべてかと思います。

うわ、結局ナガー!

投稿: lfo | 2006年7月22日 (土) 07時39分

造っている人間が適当なんで…(笑)

投稿: べるらん大佐と☆ゆう☆ | 2006年7月23日 (日) 14時42分

S田は良く理解しているつもりです。
トヨタが車好き(車バカ)なんか相手にしていない事を!そんな奴等相手にしても商売にならんもん…。

でもそういう無い物ねだりをしたいのです。車好きも少しは世の中にいないと、将来も育成しないと?自動車の存在自体を否定されておるような…。

トヨタ社内にカーガイが大勢いる事は承知しております。そういう方の力を発揮させてあげたいデス。世界中で一番余裕のある自動車メーカーだから。たまにはバカを相手に遊んでやってくれませんか?(滝汗)

最後に真面目すぎるメーカーにプレミアムカーやスーパーカーが作れるでしょうか?そういう車って無駄っていうか遊びの部分をどれだけ頑張れるか?だと思うのです。

投稿: S田@遠すー | 2006年7月24日 (月) 12時19分

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