« 微妙な違い? | トップページ | フロントサスのアッパーマウント »

2005年9月26日 (月)

続 微妙な違い?

 あほらしい「微妙な話」の続編をば、性懲りもなくしてみたく思いますので、前回で懲りてしまった良い子は続きは読まないで下さいネ。

 自動車の国ごとの違いって結構あると思います。
 世界のお手本たるドイツ車は、完璧を何処までも追求して、工業生産品としての完成度は息がつまるほどです。(お値段高いけど、どなたに薦めても安心です。)
 日本車は普通の人が使うには故障も少なくて、コストパフォーマンスは一番です。(車に興味のない方には最高です。)
 アメ車はでっかいボディに大排気量のエンジンで、ガソリン振り撒いて走ります。(ゆたーりのサスでのんびりドライブ、広くて真っ直ぐな道路なら気持ち良いかも。)
 イタリア車は国民車フィアットと、フェラーリ様では同列に出来ませぬが、おされなデザインが素敵ざます。(日本でイタリア車に乗っている方は、それだけで尊敬します。)
 フランス車はちょっと前の農耕的足車路線から、ちょっと奇抜なスタイリングで、足はちょっとドイツ化(国際化)しています。(一言で言って解り難い車です。)
 スェーデン車は頑丈そうです。(長生きの家系ってうらやましい。)
 他の国の車のコメントは省略です。(他意はありません。)

 見方を変えて、自動車が最も多く売れる国アメリカでまともに営業しているのは、(スーパーカーは除く)米、独、日、韓、スェーデン位ですよね。昔は別にして伊と仏は米市場で商売していません。訴訟社会のアメリカで品質的に絶えられず撤退したというのが実情だと思います。では、日本では何故イタリアやフランスの車が細々ではありますが、生き延びてこられたのでしょうか? 信頼性と耐久性が命の日本車の群れに混じって・・・。
 ここからが今日の本題です。
 一つは日本の国は訴訟社会ではなく、日本人は変に我慢強いところがあるからだと思います。(これについては深く言及いたしません。)
 二つ目は、日本人が「微妙な良さ」を感じ取れる能力を持っているからだと思います。(少しの差を感じとる能力があって、それを味として愛でる。人によって様々な趣味のなかで、様々な味を発見できる。このあたりは料理の味に対する国民性と比較すると解り易いかも・・)
 三つ目は、そんなに壊れない。(壊れるところは、本国であまり装着されていないATやエアコンの場合と、消耗品に関する考え方の違いであること多し。)
 日本人って完璧でなくても、何か自分にとって良いところを見出す事が出来れば、少々の欠点には目をつぶって愛する事が出来るからではないでしょうか?

 日本人って、自分の拘りを持った部分では本当に細かな味・テイストを判断できる能力を持っていると思います。逆に言うと拘りを持たない部分では、「何でも良いよ」になるのだと思いますが気付いてないだけかも知れません。色んなセンサーを持っていながら、ごく一部の自分に関心のあるセンサーだけを使用しているのだと思います。高感度人間は、様々な種類のセンサーを有機的に関連付けて「いい物」をセレクトしているのだと思います。

 S田が言いたいのは、「売れ筋」を見つけるセンサーではありません。優れたデザイナーの作った美しい椅子は座り心地も素晴らしく、長時間座っても疲れることがありません。そういう椅子に座って自分のセンサーの感度を高めたいのです。そういう物を普段使いの普通の物でどんどん造って欲しいのです。
 フランス車の好きな所は、一番安い車でも、商用車でもシートに手抜きが無い事です。日本の営業車のドライバーは可哀想です。何とかしてくれませんか?
 世界をリードする立場になった日本車メーカーは、日本人のセンサー能力を高める車作りをお願いしたいものです。今のままでは、メーカーの都合でセンサーを退化させようと意図しているようにしか見えません。

 インターネットが当たり前になり、情報が氾濫しています。S田みたいな田舎のおっちゃんもいろんな情報の波にもまれています。S田にしてもこのCitroのマイブームがいつまで続くかは解りません。どちらにしても、日本の市場はいろんな面でニッチマーケットに突き進んで行くのでしょう。S田も、自分の色んなセンサーを磨いて自分の我が儘にできるだけ忠実に暮らしたいと思っています。

 

|

« 微妙な違い? | トップページ | フロントサスのアッパーマウント »

コメント

s田さん、

日本人センサー論は全く合意ですが、欧州車が売れたのは、
やはりあのサイズに大きな理由があるのではないですかね?
これ言ったら身もふたもないですか?
横幅が巨大化している今の欧州車がどれだけ売れるか、興味もって眺めてます。

ところで、アメリカの都市部ではフリーウェイへの進入に
あの中速トルクが必須なんですよ。
2LのXantiaを米国にもっていこうとは全然思いません。
F車が売れないのはそういうのもあるのかなと思います。

投稿: savoy | 2005年9月26日 (月) 22時20分

>savoyさん
サイズも大きな要素だと思うのですが、平均的日本人にはフィールの大味さのほうが問題ではと思います。シンプルなOHV大排気量エンジンは耐久性でもアメリカでは高得点なのでしょうが、昔から燃費がネック(日本では)。

>フリーウェイへの進入にあの中速トルクが必須なんですよ。
うーむ、なるほどです。AT万能の彼の地では、小排気量エンジンで軽い車体をマニュアルで引っ張るという人達は、超少数派ですからねえ。

>横幅が巨大化している今の欧州車がどれだけ売れるか
主に衝突安全性と安定性の面からだと思うのですが、1800mmを超えるような横幅のスモールサルーンってちょっとなあと思いますね、まったく。日本の1.5Lクラスの3ナンバー化とかも似たような背景かと・・・。

投稿: S田@遠すー | 2005年9月26日 (月) 23時07分

> 1800mmを超えるような横幅のスモールサルーンって
地元では気にならないのでしょうが、日本ではダメですね。
5シリーズやEシリーズ以上を新車で買う人は、
別に横幅なんて気にしないと思いますが、
3やCシリーズの購入層は、どこに行くのかなと思っています。

投稿: savoy | 2005年9月27日 (火) 23時30分

>savoyさん
最近、狭い道路ですれ違う時、「この人、車幅感覚あるの!?」っていう車にときたま出会います。初心者マークの方はしょうがないのですが、大きなSUVのベテランみたいな運転者が図々しく走ってくるのはムッときます。
Saxoを運転していると小さいので、相手は余計寄ってくる傾向にあるようです。

投稿: S田@遠すー | 2005年9月28日 (水) 17時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106299/6127911

この記事へのトラックバック一覧です: 続 微妙な違い?:

« 微妙な違い? | トップページ | フロントサスのアッパーマウント »